バツ彼　＜第3話＞

　恭介（高橋克典）は、夏樹（真矢みき）とキスをしているところを章子（稲森いずみ）に目撃され、ますます敬遠される。しかもビジネスホテル住まいの恭介は、その出費だけでなく、別れた妻に譲ったマンションのローンや養育費、受け取り人が妻の保険などの支払いなどで金欠状態に。だが女の家に転がり込むのは他の女に会いにくくなるので嫌だ。学生時代の後輩、正博（天野ひろゆき）に金を借りようとするが断られる。
　一方、夏樹は念願の雑貨ショップをオープンさせ、初日から大盛況。章子だけでは手が足りず、お祝いに駆けつけた恭介と陽平（高嶋政伸）も手伝いに借り出されるほどだ。
　その夜、祝杯を上げた4人。その場で、恭介がストッキングを持ち歩く理由が分かり、章子の誤解が解ける。
　夜もふけ、恭介が章子をアパートまで送っていくことに。2人がアパートの前に近づいた時、章子の足が止まった。そこには夫、俊貴（阿部サダヲ）の姿があった。

恭介って遊び人だけど友達思いなのね。
煮え切らない陽平の代わりに章子に気持ち伝えるなんて。
でもかえって章子は恭介に惹かれてるみたい・・・。

やっと下着泥棒疑惑も晴れたし、
夫のことで心配してくれたし、
「意外といいヤツなんだ」って章子も思ってるのでは。

それにしても彼女に、
「うちに来ない？」
って言われて断ったのは
「他の女に会いにくくなる」
からだったとは・・・。