奈緒(観月ありさ)はちひろ(加藤あい)から、和也(玉山鉄二)と一夜を共にしたことを聞かされる。そのことを問いただすと、和也もこらえていた気持ちを奈緒にぶつけた。光彦(椎名桔平)や祐輔(広田亮平)が来てから奈緒は変わった、光彦のことをどう思ってるんだ、と。思いもかけない言葉に奈緒はショックを受けた。「お義兄(にい)さんは家族なのに、そんな風に見てたなんて。和也が信じられない。とにかく今日は帰って」。声を荒げた奈緒は息をのんだ。2人のやりとりを光彦に聞かれてしまった。和也は逃げるように帰っていった。
 「お姉ちゃん、どうしたらいい」。奈緒が姉の美穂(森口瑤子)の遺影の前でぼう然としていると、光彦が声をかけてきた。光彦はかつて順子(木村多江)ともつきあっていたことを打ち明け、自分には何か言う資格はない、という。その順子が光彦の仕事の話でやって来た。たまたま光彦は留守だった。奈緒は思い切って、光彦と美穂と順子との間に何があったのか訊いた・・・。
 和也はちひろを呼び出し、奈緒とは別れられない、と伝えた。これまで奈緒と過ごしてきた時間を、想い出と割り切ることはできない。和也は同じ思いを奈緒にも伝えた。奈緒は和也を許し、2人は出会ったころのようにためらいがちに抱き合った。それから和也と奈緒はこれまでのようにデートを重ねた。
 和也の実家の夏祭りにも出かけるつもりでいたのが、急な仕事で和也が無理になった。奈緒は光彦と祐輔とともに海辺の街を訪れることにした。国道沿いのさびれた土産物屋の前に立った光彦の表情が変わった。「お義兄さん?」。記憶がよみがえったらしい。光彦は祐輔の手を引いて、店の中へ入っていった・・・。
 その夜、和也から電話があり、奈緒は初めて和也に嘘をついた。光彦や祐輔と出かけたことを隠したのだ・・・。


今回も切ないなぁ・・・。
浮気した和也は確かに悪いし、
ちひろだって先輩の婚約者と関係を
持ってしまったわけだから悪いと思う。
でも、付き合っている人がいても他の人を好きになっちゃったり、
相手がいる人を好きになっちったりすることもあると思う。
「人を好きになるのは理屈じゃない」
「恋はしようと思ってするものじゃなく、しちゃうもの」
っていうからね。
だから奈緒だって、気持ちが和也から光彦に
移っていってしまうのは仕方ないのかもしれない。
奈緒も和也もちひろも(そして光彦も順子もかな)、
これからまたいっぱい悩んで苦しんで、
本当に大切な人と、幸せになって欲しい。

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